Hinata’s diary

詩のようなものを書いています。Twitter→@hinata_mnst

水際から

僕は石を投げつけた
僕の顔が潰された
念願の光景 広がる波紋

僕は君とキスをした
君と訪れた砂浜で
冷たい唇 震える2人


引き金を引く理由なら揃ってるのに
なぜだか指が固まっちゃうんだ
針の無い時計を壊すよな
なんでもないことなんだから



僕は枝で斬りつけた
僕の身体が飛び散った
悲願の光景 麗らに漂う

僕は君の手を握り
僕の想いを込めました
冷たい君の手 震える1人


刃を抜く理由なら幾らでもあるのに
なぜだか腕が動かせないんだ
底の無いグラスを砕くよな
なんでもないことなんだから



小枝で水面をなぞったって
海に石を入れてみたって
そんな勇気はないからさ
自分を信じるしかないんだよ



僕は僕を抱きしめて
自分自身を愛すると
だけど意外と残酷で
やっぱり僕は生きれずに